気魄で仏敵を調伏 咆哮する守護神
ばさら~はく~
伐折羅~魄~
ばさら~はく~
伐折羅~魄~
「イスム 伐折羅 」が
手のひらサイズに
2014年12月、イスム スタンダードサイズに初登場し好評を博した「イスム 伐折羅」。
デビューからちょうど10年を数えるいま、同モデルをTanaCOCORO[掌]にリサイズし、数量限定で販売いたします。
緊張感に満ちた力漲るポーズと、激しい咆哮が聞こえそうな表情は、眼下にいる仏敵を睨みつけ今まさにとどめを刺さんとする一瞬を切り取ったものです。
薬師如来の眷属 十二神将は、それぞれが7千の夜叉を従え、薬師如来とその信者、そして薬師如来の十二の大願を守護する役割を担います。
伐折羅はそのうちの一尊で、呼び名はサンスクリット語のVajra(金剛/ダイヤモンド)を音訳したもので、通常は金剛杵を手にした姿で描かれます。
モデルは建永2(1207)年に造られたとみられる国宝「木造十二神将立像」。様ざまなポーズと表情で12体それぞれの個性をよく表現し、鎌倉時代の天部彫刻の代表作とも言われます。 十二神将と十二支が結び付けられるのは鎌倉時代以降のこと。この伐折羅像は頭に犬の顔を付け、戌神(じゅつしん)像であることを示します。 鬼気迫る強い臨場感に満ちながら破綻なくまとめられた造形の粋を堪能できる傑作です。
イスムこだわりの造型
振りかざすポーズで印象的な宝剣は金剛剣。鋭い剣身は合金を用いて制作。
わずか数センチの顔の中に表現される、眉をしかめ歯をむき出しにする憤怒相。
張り詰めた緊張感を生み出す左手の構え。力の入れ具合もしっかりと再現。
前方に大きく広がる造型は、鎌倉期に入り発見された新たな彫刻空間とも評される。
随所に見られる木目も丁寧に再現、像の持つ永い歴史を感じられる仕上りに。
身体を大きく捻る様がよくわかる後ろ姿。鎌倉期ならではの動的表現が見事。
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