人気の「TanaCOCORO[掌] 五劫思惟阿弥陀」が、伝統工芸 高岡銅器でブロンズ像となりました。頭を覆う厚く大きな螺髪は、永いあいだ理想の極楽浄土を考え続ける阿弥陀如来のありがたさを象徴するもの。如来本来の黄金の色は、ブロンズ像に金箔を貼って仕上げたものです。

イスムの全ラインナップの中でも3本の指に入る人気の「菩薩半跏像」が、その造形美をそのままに伝統工芸 高岡銅器でブロンズ像となりました。黒のグラデーションが美しい通常製品とは異なり、古びた金属の味わいを楽しめる銀古美（ぎんふるび）という彩色仕上げを施しています。

人気の大日如来像がブロンズ製に。
イスムの精緻な造形美をそのままに、富山県高岡でブロンズ像に仕立て上げました。
堂々とした大日如来の存在感に相応しい、ずっしりとした重厚な仕上がりです。

モデルは真木大堂（まきおおどう／大分県豊後高田市）にある重文「木造大威徳明王像」。一般的に不動明王を中心とした五大明王のうちの一尊として祀られることが多い大威徳明王ですが、真木大堂では阿弥陀如来や不動明王と並んで独尊で祀られ、農業の盛んな地域の守護神として永年にわたり信仰を集めています。

2007年発売の「リアル仏像 四天王」はイスム誕生の礎となった製品。今回の復刻に際し、新たに光背を加え、より重厚感ある造形美を実現。彩色もこの十年間に培った技術を駆使して一から変更、モデル像の持つ塑像の質感や体躯にわずかに残る彩色を臨場感豊かに表現した仕上げが高い評価をいただいています。