奈良 円成寺多宝塔の本尊であり運慶のデビュー作と名高い国宝 大日如来坐像を、細部まで徹底的にこだわって再現した「イスム 大日如来」。
2019年に販売を終了した後も再販を望む声が多いことから、この度、華々しく復活いたします。
若き運慶の瑞々しく迫力ある造型を体感するのに十分な、総高約30センチでお届けします。
運慶研究の第一人者
山本勉 総合監修
鎌倉期の傑作である運慶仏を開発するにあたり、総合監修を運慶研究の第一人者 山本勉氏に依頼。幾度もの監修を経て現代に甦った大日如来像の造型は、まさにイスムブランドの金字塔とも言えるクオリティの高さに仕上がりました。
イスムだからこそ実現し得た圧巻の姿を存分にご堪能ください。
運慶を知り尽くした
プロたちが創り出す、
圧巻の造形美
総合監修
山本勉
東京国立博物館学芸部美術家彫刻室長などを経て、鎌倉国宝館・半蔵門ミュージアム館長に就任。
特に運慶および慶派に関する著書や論文が多く、後に海外のオークションに出る像を運慶作と判断するなど実績多数。
原型製作
藤曲隆哉
彫刻家・修復家
東京藝術大学大学院・文化財保存学専攻博士課程修了。主な制作・修復として「円成寺・大日如来坐像復元制作」「大宰府天満宮・麒麟像模造制作」「円成寺・相応殿四天王立像修復」』など。
彩色監修
篁千礼
彩色作家、篁千礼彩色研究所主宰。平櫛田中の流れをくむ平野千里に師事、本格木彫仏像の彩色を二十数年にわたり修行。
仏像のほか歌舞伎・能などの古典芸能を題材とした様ざまな木彫を手掛ける。
運慶の感性が息づく、
威厳ある像容
日本の彫刻史上最高とも評される仏師 運慶。「人と同じ肉体を持ってこそ祈りの対象になる」との信念に基づく卓越した造形力で写実的な像を生み出し、輝かしい鎌倉期の彫刻を牽引しました。
運慶の処女作とされる円成寺蔵の国宝 大日如来坐像の台座裏には、造像に11カ月という異例の期間を費やしたことが記されており、運慶入魂の作であることが伺えます。
イスムこだわりの造型
耳
耳全体も大きく、耳の穴も深くて大きいのが運慶風。 快慶像と耳の造形の違いを見てみてください。
印の位置
胸から少し離れていることで、この間に空間が生まれます。これが威厳ある風格をかもし出しているんですね。
髪の毛
毛筋彫りが額から耳のほうへかけて、直線から曲線へと変化していく見事さに注目。髪の毛の本数は、実物と同じです。
足の裏
世界で一番キレイな足の裏。足の裏をここまできれいに彫り上げた彫刻は世界で他に類を見ません。
鼻
鼻梁のはじまりの部分が 他の仏像に比べて少し低いんです。これは若さだったり、日本らしさを表していると考えています。
運慶仏の魅力
360度どこから見ても破綻なく成立している造形も運慶仏の魅力。