華やかな貴族文化伝える、平安の四天王
してんのう じょうるりじ
四天王
浄瑠璃寺
国内で唯一現存する九体阿弥陀とその堂、そして美しい浄土式庭園を有する京都・浄瑠璃寺。
ここに所蔵される平安時代後期の傑作と名高い四天王像を、TanaCOCORO[掌]シリーズに50セット限定でラインナップします。
気高さと力強さに満ちた四尊の雄姿を、現存する色合い豊かに仕上げました。
モデルは浄瑠璃寺所蔵の国宝「木造 四天王立像」。4体のうち持国天と増長天のみ浄瑠璃寺本堂に安置され、残る2体はそれぞれ東京と京都の国立博物館に寄託されています。
藤原時代を代表する四尊一具の像は、威厳ある存在感の中に優美な品格を感じさせます。
多聞天は他の3体と比べやや造りが異なり、どっしりと腰を落として正面を向きます。このことから、当初は「毘沙門天」として単独で祀られ、その後に他の3体が加わり四天王とされたとみられます。
いずれにしても、どの像もまなじりを鋭く上げ口角を下げる強い憤怒相でありながら尊い高潔さを感じさせ、足元に踏まれる邪鬼の豊かな表情も見どころです。
細部へのこだわり
激しく咆哮する憤怒相。当初のまま残る彩色を色合い豊かに表現。
高さ約15mmの宝塔の細部まで造型。緻密なディテールがクオリティの要。
控えめながらも精緻な宝冠は高分子樹脂を用い、4体それぞれ精密に再現。
唯一正面を向き、笑みをたたえる多聞天の足元の邪鬼。
当時の彩色が残る獣皮の色味。職人による手作業で表現。
多聞天のみ衣を3枚まとう様子が表現され、他3体との別格が示される。
他の三天に比べ多聞天の髻が小ぶりな様もそのまま再現。
広目天の戟の末端に表される飾りパーツにまでこだわって制作。
平安時代後期、頂点を極めた貴族文化の華やかなりし頃に造られた四天王像。1000年近い時を経て今なお色あせない輝きを、ぜひお手元でお楽しみください。
製品情報
※注意事項※
*一部パーツは大変細かく破損しやすいためお取り扱いの際は十分ご注意ください。
*ご注文はお一人様1セットまでとさせていただきます。
*対応するアクリルケースはございません。
*ご注文はお一人様1セットまでとさせていただきます。
*対応するアクリルケースはございません。