発売から十余年、イスム造形技術の粋を尽くした圧倒的存在感を誇る「イスム 千手観音」に、初の特別カラー仕様が登場。モデル像が持つ歴史の重みをより強調した仕上がりをご堪能いただけます。
期間限定受注制作の限定品(価格は通常仕様のまま)。ご注文をいただいた分のみイスム工房で彩色を行い、8月下旬にお届けいたします。
像全体を覆う120枚の金箔
とこだわりの彩色で、
積み重なった時の重みを表現
モデルは奈良県にある国宝像「木心乾漆千手観音菩薩立像」。一般に省略されることの多い千本の手を実際に造形した希少な作例のひとつです。
8世紀後半、奈良時代の造像とみられ、大らかでのびのびとした天平彫刻ならではの作風が特徴です。5メートルを超える大きな体躯、光背のように広がる千の仏手が実に見事で、迫力と精緻さを併せ持つ類まれなすぐれた彫刻です。
この格調高き美を表現するため、2名の原型師が半年間かかりきりで原型を制作。夥しい数のパーツからなる造型と、一体につき120枚もの金箔を「貼って」「剥がす」ことを繰り返す彩色技法により、豪奢で気品に満ちた姿に仕上げています。
「細密再現仕様2020」ではさらに、大胆な「汚し」の効果を加え、モデル像の持つ圧倒的な迫力を実現。360度どこから見ても美しく完成された仕上がりです。
細密再現仕様
その魅力
頭上には11の頭上面と化仏。額の上の化仏は阿弥陀如来で、観音菩薩が阿弥陀如来の化身であることを示しています。
持物を持つ42の大きな手と、あらゆる衆生を救う小さな脇手。実際に千本の手を持つ千手観音を「真数千手」と呼びます。
一つひとつの持物にまで入った白い汚し彩色が、経年の風格を感じさせます。
全体との調和を図るため群青の頭髪に入れた汚し彩色は、古色の風合いが特に際立つ箇所です。
歴史の灰塵が積もりやすいふくよかな胸部には、特に汚し彩色を強めに入れています。
台座の縁まで余すところなく金箔と汚し彩色をほどこし、ディテールまで存分にお楽しみいただけます。
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せんじゅかんのん
千手観音
細密再現仕様2020
300,000円(税込)
期間限定・受注生産
ご注文受付は
終了いたしました
誠にありがとうございました
素材:ポリストーン
サイズ:
(約)460(H)×325(W)×195(D)mm 4.2kg
ご注文はイスムウェブショップで!
※お届けは8月下旬を予定しています。
※お持ちの「イスム 千手観音」への彩色のみのご注文は承れません。
※お持ちの「イスム 千手観音」への彩色のみのご注文は承れません。