運慶 壮年期の作 智慧の結晶、
すべてを照らす恵の光
![TanaCOCORO[掌]](https://ssl.isumu.jp/img/tc3746/tc.png)
えこうどうじ
恵光童子
運慶作とみられる国宝「木造 八大童子立像」をモデルとした人気シリーズから、制多伽童子、矜羯羅童子、烏倶婆誐童子に続く4作目、「恵光童子」がTanaCOCORO[掌] にデビューします。
憂いと怒りを湛えた表情が8躯の中でも秀逸な恵光童子。 運慶仏らしい精緻さと躍動感をお手元でお楽しみください。
憂いと怒りを湛えた表情が8躯の中でも秀逸な恵光童子。 運慶仏らしい精緻さと躍動感をお手元でお楽しみください。
真実を照らし出す瞋目の童子

生を感じさせる豊かな肉付きと、少年のように瑞々しい表情が高く評価されるモデル像は、保存状態も良く、8躯のうち後補の2躯を除く6躯が国宝に指定されます。
鎌倉時代の大仏師 運慶が建久年間に手掛けたと考えられ、X線撮影では運慶仏に共通する像内納入品の存在も確認されています。
鎌倉時代の大仏師 運慶が建久年間に手掛けたと考えられ、X線撮影では運慶仏に共通する像内納入品の存在も確認されています。
細部へのこだわり
![TanaCOCORO[掌] 恵光童子](https://ssl.isumu.jp/img/tc3786/c1.png)
眉を強くしかめる瞋目(しんもく)で憤怒を表現。
![TanaCOCORO[掌] 恵光童子](https://ssl.isumu.jp/img/tc3786/c3.png)
細かな装飾がほどこされた天冠が童子の表情を引き締める。
![TanaCOCORO[掌] 恵光童子](https://ssl.isumu.jp/img/tc3786/c2.png)
筆描きで表現される毛髪も、彩色でしっかり表現。
![TanaCOCORO[掌] 恵光童子](https://ssl.isumu.jp/img/tc3786/c4.png)
手に持つ蓮華に乗った月輪。恵みの光で衆生に智慧を授ける。
![TanaCOCORO[掌] 恵光童子](https://ssl.isumu.jp/img/tc3786/c5.png)
静かな憤怒相とは対照的に大きな動きを持つ下半身。
![TanaCOCORO[掌] 恵光童子](https://ssl.isumu.jp/img/tc3786/c6.png)
時代を経て今なお残る花文まで丁寧に再現。












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イスムの八大童子

恵光童子
恵みの光を放ち、衆生に仏の智慧を授ける
「大円鏡智」を体現
「大円鏡智」を体現

烏倶婆誐童子
悟りへの実践「金剛波羅蜜」を体現

矜羯羅童子
慈愛に満ちた実践「法波羅蜜」を体現

制多伽童子
すべての命を生き生きとさせる
「業波羅蜜」を体現
「業波羅蜜」を体現
不動明王に仕える八大童子は、仏の教えである四の智恵(四智)と、四の行い(四波羅蜜)を一体ずつ体現したもので、仏教を信仰するすべての衆生を守護し悟りへと導く役割を担います。
イスムはこれまで制多伽童子、矜羯羅童子、烏倶婆誐童子を発売。4作目となる恵光童子の登場で、八大童子コレクションの半分が揃います。
運慶習熟期の技量
八大童子像

運慶により造像されたと見られるこの八大童子像は、後補の二体を除くすべての像に月輪形木札の胎内納入品が納められており、それぞれが祈りの対象となっていたことを伺わせます。
八体もの童子像に着衣や姿勢、持物などで様ざまに変化を付けたこの群像は、童子像の秀作と言われ、熟年期の運慶の並外れた手腕を感じさせます。
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