物静かに直立する、
日本最古の四天王像
してんのう~あすか~
四天王
~飛鳥~
我が国に現存する四天王彫像としては最古といわれる国宝像。
7世紀半ばに造像され、当時の姿をほぼそのまま残すという貴重な作例を、TanaCOCORO[掌] サイズで完全再現。
遠く飛鳥の時代から静かな迫力を湛え邪鬼の上にまっすぐ立つ姿を、細部まで丁寧に作り上げ、30セット限定で販売いたします。
7世紀半ばに造像され、当時の姿をほぼそのまま残すという貴重な作例を、TanaCOCORO[掌] サイズで完全再現。
遠く飛鳥の時代から静かな迫力を湛え邪鬼の上にまっすぐ立つ姿を、細部まで丁寧に作り上げ、30セット限定で販売いたします。
日本で最も古い四天王像
モデルは奈良県の国宝「木造 四天王立像」。聖徳太子が創建した寺院の世界最古の木造建築と名高い金堂内陣で四方を守護しています。4尊のうちの2体には作者銘が刻まれており(*)、総勢4人の仏師が制作にあたったと考えられています。
*製品では記銘を再現しておりません。
*製品では記銘を再現しておりません。
両足をやや開いて邪鬼の上に直立する姿は、静謐さの中に秘めた力を感じさせ、後世の躍動感に満ちた憤怒相の四天王像とは一線を画します。
四天王に比して大ぶりな造りの邪鬼たちは、独特のポーズがユーモラス。その背に四天王をしっかりと乗せ、安定した存在感を放ちます。
四天王に比して大ぶりな造りの邪鬼たちは、独特のポーズがユーモラス。その背に四天王をしっかりと乗せ、安定した存在感を放ちます。
細部へのこだわり
それぞれ欠落部分の異なる宝冠を真鍮で制作。緑青の浮き出た色合いまで完全再現する。
杏仁型の目は飛鳥仏の特徴。厳しさを湛えた眼差しが仏敵を見据える。
イスム史上もっとも小さなパーツを丹念に組み上げた至極の細密さ。
固いクス材を丁寧に刻みあげた鋭い彫り口を、ポリストーンで表現。
後世の四天王像が唐風の甲冑をまとうのに対し、当像はそれ以前の六朝時代の甲冑がモチーフとなっている。
大きな広がりをもって垂れる天衣の造型は、側面からの鑑賞を意識したもの。
4体それぞれ異なる彩色が時を経て剥落した様子を、職人の手技で仕上げる。
何かを捧げ持つようなポーズは、本来、邪鬼が持物を持っていた可能性を示唆する。
1400年近くも前に造られたこの四天王像は、奇跡的にその原形を留めたまま今も私たちの眼前で周囲を見渡しています。
一見同じように見える4尊ですが、衣の装飾や色合い、持物や台座の形、足元の邪鬼の姿など様ざまな違いがあり、その一つひとつをイスムは丹念に表現しました。
四天王像が過ごしてきた、気の遠くなるほど長く静穏な時間を、お手元で感じてください。
製品情報
※注意事項※
*一部パーツは大変細かく破損しやすいためお取り扱いの際は十分ご注意ください。
*ご注文はお一人様1セットまでとさせていただきます。
*対応するアクリルケースはございません。
*ご注文はお一人様1セットまでとさせていただきます。
*対応するアクリルケースはございません。