運慶壮年期の傑作、
摩尼宝珠掲げる福徳の童子
えきどうじ
恵喜童子
一体ずつコレクションされる方も多いTanaCOCORO[掌] の八大童子シリーズに、6作目となる「恵喜童子」がデビューします。
モデルは運慶作とみられる傑作の呼び声高い国宝「木造 八大童子立像」のうちの一尊。少し怒ったようにも見える表情を浮かべ、すべてのものが表面上の差異に関わらず平等であるという「平等性智(びょうどうしょうち)」を象徴する童子です。
紅蓮の身体に金の兜がまばゆいその姿を、お手元でお楽しみください。
細部へのこだわり
経典には「微笑を現す」と説かれるも、憤怒相ともいえる険しい表情
雲文や唐草文をあしらった筋兜は八体の童子の中でも特に目を引く
左手に掲げる摩尼(まに)宝珠は「福徳の智慧」を表す
右手の三叉戟は左手の摩尼宝珠を守護するために握ると言われる
左足に重心をかけ右足を休めるポーズをバランスに注意して再現
小さいサイズ感ながら、裙の随所に残される彩色紋様も丁寧に表現
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運慶習熟期の技量
八大童子像
不動明王に仕え、仏の教えである四の智恵(四智)と四の行い(四波羅蜜)を一体ごとに体現し、仏教を信仰するすべての衆生を守護し悟りへと導く役割を担う八大童子。 モデル像は鎌倉時代の大仏師 運慶が建久年間に手掛けたと考えられ、X線撮影では運慶仏に共通する像内納入品の存在が確認されています。 豊かではちきれるような肉付きと少年のように瑞々しい表情が高く評価され、保存状態も良く、8体のうち後補の2体を除く6体が国宝に指定されます。
イスムの八大童子
イスムはこれまでに制多伽童子、矜羯羅童子、烏倶婆ガ(ごんべんに我)童子、恵光童子、清浄比丘童子をTanaCOCORO[掌] シリーズで制作しています(すべて完売)。
これから八大童子を揃えたい! という方のために、これまで販売した童子(一部除く)を各100体限定で再生産します。
清浄比丘童子
すべての命を活かす「宝波羅蜜」を体現 *再販あり
恵光童子
恵みの光を放ち、衆生に仏の智慧を授ける「大円鏡智」を体現
烏倶婆誐童子
悟りへの実践「金剛波羅蜜」を体現 *再販あり
矜羯羅童子
すべての命を生き生きとさせる「業波羅蜜」を体現 *再販あり
制多伽童子
慈愛に満ちた実践「法波羅蜜」を体現 *再販あり
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